平成27年度 12月1日 年少・年長 園外保育

今日は、一年に一度の年少&年長合同の園外保育!

年長さんが、年少さんのお世話をしてあげて、
村積山の中腹のお弁当広場まで登ります。

前回、おうちの人に助けてもらい、広場まで登った年少さん。
自分だけなら楽勝で登れる年長さん。

さあ、今日はどんな姿が見られるでしょうか?

それぞれお部屋を出て、龍渓院の駐車場で合流します。

年少さんがクラス毎に並んでいる横に、
事前に決めたペアの年長さんがつきます。
(園外保育の数日前に、顔合わせもしました)

みんな揃って、手をつないで

出発!

途中、高いところについていたフユイチゴを、
年長さんが年少さんにとってあげます。

ちゃんと自分のペアの子を見失わないように、
手をつないで歩いていきます。

カメラに向かって葉っぱシャワー!

さあ、一番大変な階段道。
手を引いて、手助けします。

椿の花を拾ってプレゼントしていました。

階段登って、休憩!
ベンチを譲ってあげる姿も見られました。

なんでしょう?

忍者でござる

さあ、ゴールはすぐそこ

ゴール到着!
早くついた子は遊んで待ちます。
遊ぶ時も、ペアを見失わないように…

年少のほうが人数が少ないので、
二人で一人をお世話する場合もあります。

中には、リュックまで持ってあげている子も…
(帰り道には「リュックは自分で背負えるから、
持ってあげなくて大丈夫だよ」と伝えました)

さあ、みんなゴールして、お弁当!

お弁当の時も、困ったことがあったら助けます。
そして、年少さんが食べ終わるまで、年長さんは待っています。

食べ終わったら、遊ぶぞー!

「豚の丸焼き」という遊び

崖を一生懸命のぼります。
年長さんが上から手を貸し、引っ張りあげる姿も。

いっぱい遊んだあとは、帰り道。
帰りは、疲れが出たのか、泣いている年少さんがちらほらと。
年長さん、根気強く相手をしていました。

帰りもいっぱいフユイチゴを探しました。

バッタもいたよ

年少さんに分けて、一緒に食べているところ

いっぱいとれたよ!
冬のおたのしみ!

ゴール寸前まで、イチゴを採ったり、楽しみました。

年長さんは、本当に根気強く年少さんのお世話をしてくれました。
みんな、すごく優しいなぁ・・・と思いました。

驚いたのが、年長さんに、
「2年前、自分が同じようにお世話してもらったの、覚えてる?」
と聞いてみたら、かなりの数の子が
「覚えてる!」
「ぼくは、〇〇くんにお世話してもらった!」
などと、具体的に覚えていたことです。

嬉しかった、とか、年長さんすごいな、とか、
そういう思いが、ずっとどこかに残っていたのかもしれませんね。

そして、今日、自分が「かっこいい年長さん」になれた。

子どもはすごいですね。
年長さんになったから、できることが増えたからって、
偉そうにするわけでなく、その力を
自分より幼い子のために使える。

未熟な他人をバカにせず、むしろそのために力を使える…
僕らも、そんな「かっこいい大人」になりたいな、
と、今日は年長さんに教えられた気がします。

でも、年長さん、今日は疲れただろうなー!と思います。
今までの園外保育で、今日が一番疲れたかも??
もちろん、達成感のある疲れです!
(ちょっと、お母さんや保育者の気持ちがわかったかな?)

立派な年長さんの姿と、がんばる年少さんの姿が
両方見られた、楽しくて幸せな園外保育でした!