2023年度 11月30日 年少・年長 園外保育

今日は、一年に一度の年少&年長合同の園外保育!

年長さんが、年少さんのお世話をしてあげて、
村積山の中腹のお弁当広場まで登ります。さあ、今日はどんな姿が見られるでしょうか?

まずは、それぞれお部屋を出て、龍渓院の駐車場で合流します。

年少さんがクラス毎に並んでいる横に、
事前に決めたペアの年長さんがつきます。
(園外保育の一週間くらい前に、顔合わせもしました)

しゅっぱーつ!

途中、フユイチゴを、
年長さんが年少さんにとってあげていました。

高いところの、とってあげるから!と。
やさしい♪

年長さん「はい、イチゴとってきてあげたよ!」と渡すと

年少さん「じゃあ、半分あげる!」
いい光景です。

年長さん…登ります。

面白いのは…
年長さんだけで行くときより、やる気で、
奥に奥に、高く高く、年長さんがイチゴ探しに行くことです。
「誰かのために」というエネルギーは、
時として「自分のために」より、強いのでしょうね。

はい、どうぞ

嬉しいね!
たくさんとれました♪

手を繋いでいこう!

優しくて頼れるお兄さん♪

さあ進もう!

ペアの子と、たまたま同じリュック。
きょうだいみたい。

サワガニがいたので、じゃんけん勝負しました。

じゃんけんぽん!

だんだんグーが増えました笑

サワガニ持てる人いる?
いたらちいさいぐみさんに見せてあげてー!
と聞いて、持てる子に持ってもらいました。

ペアの子を呼んで、見たり触ったりさせてあげてましたよ。

どんどんいこう。

葉っぱがたくさんで、カサカサ音をさせて歩きました。
「雨が降ってるみたいだね!」
だそうです♪

さあ、一番大変な階段道。

手を引いて、手助けします。

途中で休憩したり、助けたりしながら…

登り切りました!

先頭集団、ゴールにつきました!

後ろの方は、だいぶ差ができていたので、迎えに行くと…

転んで泣いてしまった年少さんを、よしよしして慰めていました。

最後尾。あとちょっとでゴール、がんばろう!

みんな到着したら、さあ、お弁当!

お弁当の時も、ペアで一緒です。

シートを敷いてあげたり、
ジャンパーのチャックをしめてあげたりしていました。

シートを忘れちゃった子を、自分のシートに入れてあげています。

ご飯を早く食べた子は遊びます。
これは、木の「空中ブランコ」

木の弾性を利用して

びよーん!
年少さんも年長さんも、たくさんの子が楽しみました。

そして間もなく帰る時間に。
幼稚園に向けて出発です。

朴葉のマスク♪

階段も、転ばないよう支えながら・・・

ペアと一緒に進みます。

階段のあと、広場で休憩。
石を石に立てる遊びをやってみたら、不思議そうに見ていました。

帰り道も、葉っぱの音を楽しんで進みます。

オオバコの「お相撲草」を、教えてあげて、やっていました。

帰りも、イチゴを摘みました。

高い所まで登ってイチゴをとってくれる年長さん、かっこいいね…
おそらく、あこがれの気持ちで、年少さんが見つめています。

龍渓院駐車場について、最後のごあいさつ。

先に帰っていく年長さんと
「ばいばーい!」
園に帰っていく年長さんを、名残惜しそうに見送っている年少さん。

年長さんは、根気強く年少さんのお世話をしてくれました。
みんな、すごく優しいなぁ・・・と思いました。

驚いたのが、年長さんに、
「2年前、自分が同じようにお世話してもらったの、覚えてる?」
と聞いてみたら、かなりの数の子が
「覚えてる!」
「ぼくは、〇〇くんにお世話してもらった!」
などと、具体的に覚えていたことです。

嬉しかった、とか、年長さんすごいな、とか、
そういう思いが、ずっとどこかに残っていたのかもしれませんね。

そして、今日、自分が「かっこいい年長さん」になれた。
(年少さんは、きっと、2年後に!)

子どもはすごいですね。
年長さんになったから、できることが増えたからって、
偉そうにするわけでなく、その力を
自分より幼い子のために使える。

未熟な他人をバカにしたり見下したりするのではなく、
成長したからこそ、できることが増えたからこそ
他者のために力を使える…
僕らも、そんな「かっこいい大人」になりたいな、
と、今日は年長さんに教えられた気がします。

立派な年長さんの姿と、がんばる年少さんの姿が
両方見られた、楽しくて幸せな園外保育でした!