今日は、一年に一度の年少&年長合同の園外保育!
年長さんが、年少さんのお世話をしてあげて、 村積山の中腹のお弁当広場まで登ります。さあ、今日はどんな姿が見られるでしょうか? まずは、それぞれお部屋を出て、龍渓院の駐車場で合流します。 年少さんがクラス毎に並んでいる横に、 事前に決めたペアの年長さんがつきます。 (園外保育の一週間くらい前に、顔合わせもしました) しゅっぱーつ! 途中、フユイチゴを、 年長さんが年少さんにとってあげていました。 高いところの、とってあげるから!と。 やさしい♪ 年長さん「はい、イチゴとってきてあげたよ!」と渡すと 年少さん「じゃあ、半分あげる!」 いい光景です。 年長さん…登ります。 面白いのは… 年長さんだけで行くときより、やる気で、 奥に奥に、高く高く、年長さんがイチゴ探しに行くことです。 「誰かのために」というエネルギーは、 時として「自分のために」より、強いのでしょうね。 はい、どうぞ 嬉しいね! たくさんとれました♪ 手を繋いでいこう! 優しくて頼れるお兄さん♪ さあ進もう! ペアの子と、たまたま同じリュック。 きょうだいみたい。 サワガニがいたので、じゃんけん勝負しました。 じゃんけんぽん! だんだんグーが増えました笑 サワガニ持てる人いる? いたらちいさいぐみさんに見せてあげてー! と聞いて、持てる子に持ってもらいました。 ペアの子を呼んで、見たり触ったりさせてあげてましたよ。 どんどんいこう。 葉っぱがたくさんで、カサカサ音をさせて歩きました。 「雨が降ってるみたいだね!」 だそうです♪ さあ、一番大変な階段道。 手を引いて、手助けします。 途中で休憩したり、助けたりしながら… 登り切りました! 先頭集団、ゴールにつきました! 後ろの方は、だいぶ差ができていたので、迎えに行くと… 転んで泣いてしまった年少さんを、よしよしして慰めていました。 最後尾。あとちょっとでゴール、がんばろう! みんな到着したら、さあ、お弁当! お弁当の時も、ペアで一緒です。 シートを敷いてあげたり、 ジャンパーのチャックをしめてあげたりしていました。 シートを忘れちゃった子を、自分のシートに入れてあげています。 ご飯を早く食べた子は遊びます。 これは、木の「空中ブランコ」 木の弾性を利用して びよーん! 年少さんも年長さんも、たくさんの子が楽しみました。 そして間もなく帰る時間に。 幼稚園に向けて出発です。 朴葉のマスク♪ 階段も、転ばないよう支えながら・・・ ペアと一緒に進みます。 階段のあと、広場で休憩。 石を石に立てる遊びをやってみたら、不思議そうに見ていました。 帰り道も、葉っぱの音を楽しんで進みます。 オオバコの「お相撲草」を、教えてあげて、やっていました。 帰りも、イチゴを摘みました。 高い所まで登ってイチゴをとってくれる年長さん、かっこいいね… おそらく、あこがれの気持ちで、年少さんが見つめています。 龍渓院駐車場について、最後のごあいさつ。 先に帰っていく年長さんと 「ばいばーい!」 園に帰っていく年長さんを、名残惜しそうに見送っている年少さん。 年長さんは、根気強く年少さんのお世話をしてくれました。 みんな、すごく優しいなぁ・・・と思いました。
驚いたのが、年長さんに、 「2年前、自分が同じようにお世話してもらったの、覚えてる?」 と聞いてみたら、かなりの数の子が 「覚えてる!」 「ぼくは、〇〇くんにお世話してもらった!」 などと、具体的に覚えていたことです。
嬉しかった、とか、年長さんすごいな、とか、 そういう思いが、ずっとどこかに残っていたのかもしれませんね。
そして、今日、自分が「かっこいい年長さん」になれた。 (年少さんは、きっと、2年後に!)
子どもはすごいですね。 年長さんになったから、できることが増えたからって、 偉そうにするわけでなく、その力を 自分より幼い子のために使える。
未熟な他人をバカにしたり見下したりするのではなく、 成長したからこそ、できることが増えたからこそ 他者のために力を使える… 僕らも、そんな「かっこいい大人」になりたいな、 と、今日は年長さんに教えられた気がします。
立派な年長さんの姿と、がんばる年少さんの姿が 両方見られた、楽しくて幸せな園外保育でした!