2022年度 1月13日 年中 園外保育

今日は、年中では最高かつ最長の冒険コースで、
冬の山を歩きまくります!

先頭ジャンケンをして、出発!

フユイチゴあるかな?
もう、だいぶ少なくなっています。

おそらく3年間で今日しか通らない道です。
龍渓院横の沢と田んぼのある、
梅の木の横から入るルートです。
普段は通らない、初めての道。
ドキドキ楽しいね!

普段、ほとんど人間は通らない道だと思うので、
倒木などもたくさん。
「トンネルだ!!」なんて言いながら進みました。

イノシシタオル(木にこすりつけた泥の跡)もそこかしこに!

向こう側のともだちに、ヤッホー♪

どこが道?というような険しいコース!
この写真だと分かりやすいでしょうか
かなりの角度の坂です。
道もハッキリしないところを分け入って進みます。
そしてそこからさらに歩くと…

そこに広がる景色は・・・
緑陽台!

子ども達も興奮!

「いい眺め!」
「あれ!ぼくんちだ!」

事前におおよその時間を伝えておいたため、保護者の方がみえていました。

遠くからで、誰かは今ひとつわかりませんでしたが、
こどもたちは大興奮で手を振っていましたよ♪

ちなみに、緑陽台を見下ろす高台にイノシシタオルがありました。
イノシシ、緑陽台を見下ろしながら過ごしてるんですねえ…
木にはイノシシの体毛もついていて、こどもたちと触って
「硬いね!!」なんて言っていましたよ。

さあ、頂上へ向けて出発!

実はここは村積山中腹のメガソーラーの横辺りなのです。

夏の忘れ物。

アブラゼミの抜け殻です。

まあまあ、道が整備されていました。
なかなか知られない道ですが、
だれか歩いてる人がいるんでしょうね…!

茂みを抜け、森の道に出ました!
そこにはシカが食べたと思われる木の跡が。

やっといつもの道に合流!
知ってる道だ!

ここはよく知っている階段。ここを登れば…

頂上!
到着だー!!
かなり長い道のりでしたが、
みんな自分の力でしっかり登れました!
年長と変わらないレベルのコースです。
本当によく歩きました!

展望台はいい眺め!
あさひこ幼稚園が見えるぞー!

久々の弁当ガラスが出て、弁当を隠されましたが、みんなで力を合わせ、発見!

今回は2つも弁当を盗まれました。

ん?ここにも弁当を抱えた子がいるぞ?
と思ったら

弁当ガラスに盗られないよう、自分の弁当をぎゅっと抱いていたそうです。
かしこい!
弁当、あってよかったねぇ。
心配だったのか、むすっとしてますが笑

さあお弁当!

いただきます!

防寒着なしでも、そんなに寒くない。
昨年はぐっと寒かったので、1月の園外保育とは思えないです…

日差しが当たると、むしろあったかい…!

弁当のあとは、短い時間ですが 遊びました。
お山のジャンプ台!

けっこう高いんです!

勇気を出して…!

instagramに動画もアップしますね!

さあ、帰るよー!
帰り道はいつもの簡単コースで。
先頭ジャンケン!

帰り道。普通の道がすごく楽に感じます!

ここも景色がいいポイント!
ヤッホーして遊んだ動画もあるので、またそのうちinstagramに!

早めに着いたので、田んぼで遊んでいます。

お茶飲もうっと

木登り♪

「寒い冬は歩き続け動き続けるのが一番!」とばかりに
お弁当の時以外は動き続ける園外保育で
相当の運動量だったと思いますが、
それを平気で楽しめる年中さんに、大きな成長を感じました!
この調子なら、すごく逞しい年長さんになれそうですね!

また、特に今年は暖かくて、過ごしやすかったのですが、
「もうちょっと寒くなってくれていいのに」とも思いました。

寒い冬の自然を経験することは、とても大切なことだと思っています。

あさひこ幼稚園の自然教育・自然体験のポイントは
「選り好みをせず、全部経験する」ことです。
だから、遠足じゃなく、同じ山に、日常的に、3年間いつも行き続け、
暑い日も寒い日も、五感で経験するのです。
いいとこだけを見て愛するのではなく
雨が降ったり、風が冷たかったり、虫に刺されたり、ケガをしたり、
自分にとって苦手なところやつらいところもあるけれど
それも全部ひっくるめて、親しみ、身近に感じ、好きになること。
少なくとも、
「この自然というものは、私にとって意味のある、大切なものなんだ」
という関係性を持てること。
そういう感性を持てることが、幼児期には大切なことだと思っています。

(これは対人関係などでも、基本的に同じです)

また、冬の寒さを思いっきり感じたからこそ、春への変化、
暖かさも特別なものとして感じられます。

だから、今日は暖かかったけど、ぜひ2月は
「寒くなってほしいな!!!」
と。(保護者参加ですが笑)

さあ、どうなるでしょうか。
次はお別れ園外保育!
一年のラスト。
また、楽しもうね!