あさひこ幼稚園の年長組は、薪ストーブを焚いて幼稚園生活最後の冬を過ごします。

これは、これからの人類にとって大切な「エネルギー問題」につながっていく幼児の経験として、
３年間親しんできた村積山から木を燃料としてとります。
エネルギーという幼児には感じにくいもの（特に最近は IH 化などで、家庭で火を見ることも珍しくなっているかもしれません）について、冬を過ごすためのエネルギーを直接自然からいただくという生活経験を通し、人間は自然と関係性をもって生きている、だから自然を大切にしようという「実感」を子どもに覚えてほしいからです。
こども自身、薪を山から集めたり、自分たちでのこぎりで切ったりしますが、それだけでは足りません…

そこで、きこりクラブでは、主にお父さんたちに集まっていただき、年長さんの薪ストーブのための薪を作ります。

とはいえ、参加者はくもぐみさんから、もうお子さんがすっかり大きいOBの方、お祖父さままで、たくさんです。

単純な肉体労働をスッキリ楽しく行います！
“仕事”というほど深刻ではなく、ただの“遊び”より、人のためになりそう…
そんな営みのことを“遊び仕事”というそうです。この“きこりクラブ”はまさにそんな活動です。

午前に集まって、2時間半程度の作業で、すっかりたくさんの薪が出来上がりました！

ここだけではなく、年長さんの部屋にも運び込んでいます。

そんな作業を楽しんで行ったあとは…打ち上げ！

預かり保育のお部屋で、鍋とどて煮で打ち上げです。
小さい子がいると家では食べにくい辛めの鍋、にんにくがたっぷり効いたとんこつ鍋、そして二種類の味噌でそれぞれつくったどて煮。
これらをつまみに、クラフトビール、ワイン、日本酒…美味しいお酒を吞みながら、いろんな話がすすみます。

学園長や、卒園生たち、参加者の家族もやってきて、どんどんにぎやかに。
そんな宴は、12時から始まり、だんだんと人が減りながらも、22時過ぎまで続きました…笑

すっかり大きくなった卒園生たちも、幼稚園で楽しく遊んでいました♪

そんなきこりクラブ、次回、今年度最終回は、1/18（土）の予定です。
楽しい会なので、ぜひご参加くださいね～！

おまけ

きこりクラブ前日、鍋を用意していたら、年中さんが手伝ってくれました。
ありがとう！