幼稚園の毎日
2024/10/03
雨…?
思いっきり雨の予報。
でも、簡単にはあきらめない…!
雨雲レーダーとにらめっこ。
年中さんは、花園グラウンドに行くのはあきらめて、第三園庭で雨の合間にかけっこ!
そして年長さんは、バスを使って、花園グラウンドに行こうと支度をしていました。
10時ごろ、さあ乗り込もう!
としたら、ザーッと雨…
悔しい…!
でも、10時半ごろ、雨雲の隙間を見て、バスで移動しました!
だって、明日は半日保育で、しかも雨。
練習試合をする時間は、おそらくありません。
今日が最後の練習試合になるだろうから、絶対やりたい!というわけです。
結果的には、奇跡のようにちょうどこの時間だけ雨がやんでくれて、勝負することができました!
赤チーム、白チームともに、昨日以上の名勝負!!!
大接戦です!
赤、白ともに、差は一秒以内という勝負。
細かい作戦まで、きちっと守って、全員が力を合わせたからこその、すごい勝負になりました。
その結果、赤チームはあおぐみの勝ち、そして白チームは、なんとみずいろぐみが初勝利!
今まで、何度走ったか?というくらい勝負してきましたが…「初勝利」です!
結果発表の際、みずいろぐみのバンザイの、長かったこと…!
あおぐみがミスしたから、とか、ラッキーによる勝利じゃなくて
実力で勝ち取った、ギリギリの勝利でした。1mあるかないかの差でした。
両クラスとも、全力を出しての勝負だったと思います。
(長靴で来てしまった、というハンデは両クラスともありましたが)
終わった後、雨が降る前、少しだけ話をしました。
「勝ったら嬉しいし、負けたら悔しいよね。でも、先生から見てて、勝ったチームも負けたチームもかっこよかった。素敵だったよ。
負けたからかっこ悪いなんて、少しも思わなかった。だって、全力で本気でがんばったってことが、よくわかったからね。
結果が勝ちでも負けでも、君たちはすごい!最高だ!」
そう言えるのも、勝ちたくて、負けたくなくて、本気で頑張ってきたからです。
はじめから、勝っても負けてもいいよ、ではなく、勝ちたかった。
だから、話し合った。本気で頑張った。
だから、今、「勝っても負けても最高」と言えます。
運動会はスポーツ大会ではなく、保育の一環です。
本番での勝ち負けは重要ではありません。
でも、勝ちを目指し今日に至るまでの過程で、どれだけ大きくなれたか、です。
話し終わるころに雨が。急いでバスに乗って帰ります。
お天気、どうもありがとう!おかげで今日は最高の勝負ができました!
「やったな!勝ったな!」と、帰ってからも肩を組み合い嬉しそうなみずいろぐみさん。
園に帰って、最後の練習試合を振り返って、全員一言ずつ話していました。
その中では、負けてしまった赤チームの子も、自分のチームの感想以上に、「白チームが初めて勝ったことが嬉しかった!」と言っていました。
今や、赤チームにとっても、白チームのことは「自分事」です。
「足が遅い子たちが、いつも以上に頑張って速かった、だから勝てた」
「バトン絶対落とさない、と決めたことを完璧にできた」
「これから絶対長靴は履いて来ないで」
色々な振り返り意見がたくさん出ていましたよ。
「次も勝つぞ!!!」
これは昨日の写真。
お帰りギリギリまで、話し合って確認した作戦たち。
途中、あまりに勝てないからあきらめムードになりそうだったり
練習するモチベーションがなかなか生まれなかったときもありましたが
それでも、そのたびに考えて話し合い、あきらめなかった。
「あきらめなければ、きっとできる」という思い、みんなが感じられたのではないでしょうか。
ついつい年長ネタが増えてしまうのですが…
年中さんもかけっこ、頑張りました。
そのあとのお給食の支度も、自分たちで!
いっぱい自信をつけて、大きくなっています。
雨の日になると、室内でも体を使って遊べる場所が出現します。
雨の中、障害物競走の練習をしている動画も、instagramに載せておきますね。
そして雨の中、秘密基地に取り残されているくもぐみさん…笑
屋根もあるし、とくに取り残されてる感もなく遊んでいましたが。
昨日の幼虫の写真がまだありました。
お帰りの際に親しんでいました♪
大人は偏見がたくさん、そしてこどもはその影響をたくさん受けてしまうものですが
…
実際に触って、親しむことで、それから抜け出せるといいなぁと思います。
それでは、また明日!
園長